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よくある質問:バルト三国

2022年2月10日

 【現地情報】

1 .時差は何時間ですか? 

エストニア・ラトビア・リトアニアとも、日本との時差は7時間です(日本が進んでいる)。3月末頃~10月末頃はサマータイムのため時差は6時間となります。

 

2 .バルトの冬は寒いですか?夏はどれくらい暑いでしょうか。どんな服装で行けばよいですか?

冬と夏、太陽が出ている時(昼・晴天時)と出ていないとき(夜・雨天時)の気温差が大きいのが特徴です。特に冬季は、寒波などの影響から一晩で10℃から15℃程度の気温の昇降も珍しくありませんので、まめに気温をチェックして衣類による温度調節を心がけるようにしてください。詳細は国別情報をご参照ください。

季節ごと、また1日の中でも寒暖差が激しいのも特徴です。3国とも、平均気温は夏が20℃程度、冬は-8℃となっています。夏でも夜は冷えるので羽織るものを用意したほうがいいでしょう。

また、緯度が高いので紫外線が強いです。帽子・サングラスを着用した方が安心です。

 

3 .バルト3国でも白夜は体験できますか?

特に緯度が高いエストニアなどでは、夏至前後は、日の入りは23時頃、日の出は午前4時頃になります。逆に冬季は、夜は午後4時ごろには日没を迎えてしまいます。

 

4 .バレエなどの舞台芸術は年中見ることができますか?プログラムを教えてください。

ロシアなどと同様、夏期、特に8月は休演のところが多いです。やはり本番は、冬の季節です。

プログラムなどについては、個別にお問い合わせください。

 

5 .チップは払った方がいいですか?

バルト3国にはチップの習慣はもともとありません。ただし、欧米からの観光客が増えるにつれ、ガイドへの心づけやポーターチップ・ピローチップが浸透しつつあります。レストランでは料金の10%程度、カフェでは料金プラス1ユーロ(€)程度で十分です。

 

6 .通貨は何ですか?日本円は使うことができますか?クレジットカードは使えますか?

バルト3国とも、現地通貨はユーロ(€)でのお支払いとなります。日本円は、ごくの一部のみやげ物屋などを除き、お使いになれません。クレジットカードはビザカードかマスターカードであれば、露店など一部を除き、ほとんどの場所で使えます(ミネラルウォーター1本など少額の決済も可)。アメックス、JCB、ダイナースは使えない場合があります。ただし、いずれのカードも暗証番号の入力が必要となりますので、あらかじめご確認ください。

 

7 .交通機関に重量制限はありますか?

バルト三国域内の移動は、バスが一般的です。ボディトランクを備え付けている車両が多いですが、航空便の制限以内でのご旅行であれば、お荷物の重量は問題にはなりません。

 

8 .バルト3国における飲酒・喫煙状況は?

バルト3国では、飲食店以外の公共の場での飲酒は禁じられています。22時から翌朝8時(エストニアでは10時)までは商店でアルコールを買うことはできません。タバコに対する規制も厳しく、公共交通機関の他、街頭など公共の場での喫煙も禁止です。またレストランでも、喫煙所以外では禁止されています。ホテルの客室内は原則としてすべて禁煙です。

 

9 .ホテルでお湯は出ますか?

基本的には都市部のホテルでしたら問題はありません。地方都市のエコノミークラスのお部屋では、一部夏季にボイラーのメンテナンスなどにより給湯が止まる場合もあります。

 

10 .物価はどのくらいですか?

付加価値税20%がかかることもあり、物価は全般的に日本と変わらないか、物によっては割高です。特にレストラン・喫茶・ファーストフードの値段は日本よりも高くなります。

 

11 .ホテルのチェックイン・チェックアウト時刻は?

チェックインは通常12時以降可能ですが、ホテルによっては14時、15時など遅めの時間に設定される場合もあります。チェックアウト時刻は通常12時です。

 

12 .現地でスマホを使うにはどうすればいいですか?

現地でSIMカードやモバイルWi-Fiを調達することもできますが、事前に日本で用意したほうが安心でしょう。

 

13 .ホテルや公共の場でWi-Fiを利用できますか?

近年ではほとんどすべてのホテルで自分の部屋から無料のWi-Fiを利用することができます。しかし、ホテルによってはWi-Fiの環境が悪く、ロビーでしか使えないケースもあります。

レストランやカフェ、空港やバスターミナル、また一部の長距離バスの車内などでもWi-Fiが利用できます。

 

14 .両替はどこで出来ますか?

空港・銀行、港の窓口などで可能な場合が多いですが、現地ですと、円とユーロの両替は、レートが悪い場合もありますので、日本からの出発前に済ませておくことをお勧めします。

 

15 .電圧は日本と違いますか?

3国は共に、商用電源は電圧220V、周波数50Hzです。スマートフォンやパソコン、デジタルカメラの充電器など各国電圧に対応する家電はCタイプの差し込みプラグを接続すればご利用いただけます。一般的に日本の電化製品はそのままではご利用できませんのでご注意ください(変圧器が必要です)。プラグは家電量販店などでお買い求めいただけます。

 

16 .安く食事をするにはどんなところがありますか?

都市部ではファーストフード店やビュッフェ形式のレストランチェーン店が増えています。また、スーパーのお惣菜コーナーが充実しているところも多く、パンなどと一緒に買ってホテルで食べるのも楽しいかもしれません。

 

17 .日本食を食べられるレストランはありますか?

タリン・リガ・ヴィリニュスには日本人経営のレストランもあります。

 

18 .水道水は飲めますか?

生水は水質の関係から、そのまま飲まないほうが賢明です。ペットボトルの水をお買い求めください。ただし、スーパーや露店で店員さんにお水くださいと言った場合、炭酸水のほうが一般的です。

 

19 .高めのレストランやコンサートに行くときは服装に気をつける必要がありますか?

高級レストランは、ドレスコード(服装指定)がある場合もありますので、事前にご確認ください。コンサートは、ドレスコードというほどのものではありませんが、あまりに崩れた服装は避けたいものです。

 

20 .ATMはありますか?

ATMはたくさんありますが、ご自身のクレジットカード契約が現地通貨引き出し可能かどうか、必ずご渡航前にご確認、手続きを行ない、暗証番号を忘れずに。ご利用の際にはスキミングの被害も想定し、ご利用限度額の確認もしておいたほうがよいでしょう。

 

21 .公共交通機関は時間通り運行されていますか?

大都市のバスや路面電車は、便が頻繁にありますので時間通りかどうかにかかわらず不便はありません。都市間を結ぶバスも基本的には時間通りの運行ですが、トラブルの起こる場合もありますので、余裕のある旅程を組むようおすすめします。

 

 

【出入国情報】

22 .荷物の重量、数の制限について教えてください。

通常エコノミークラスの無料受託手荷物は23kg以下、3辺の合計が203cmあるいは158cmまでの手荷物1個までです。近年は預け荷物不可のチケットも増えています。また、機内(座席)にお持ち込みいただける荷物は、重量10㎏まで、3辺の合計が115cmまでの手荷物1個のみのことが多いです。
航空会社やご利用のクラスによって重量ほかの規定が異なりますので、ご利用条件を必ずご確認ください。

 

23 .外国人のための免税制度を教えてください。

外国人旅行者が免税措置を取り扱う同一店舗(TAX FREE表示あり)で、一定金額以上の買い物をした場合、パスポートを提示することにより、その国の付加価値税(20%)の一部が払い戻される制度があります。

 

国名      1店舗での買い物最低額   払い戻し率

エストニア        38.01ユーロ           14%

ラトビア           44ユーロ             16%(最大)

リトアニア        55ユーロ             13.5%

※店や購入品によって免税額が異なる場合もあります。係員またはその都度店にご確認下さい。

 

1) 付加価値税(20%)を含んだ金額を支払う。

2) パスポートを提示し、免税書類をもらう。

3) EU加盟各国の出国時に税関で現物を見せ、書類にスタンプをもらう。

  ※免税措置を受ける商品は預け荷物に入れられませんのでご注意ください

4) 次のいずれかの方法により税金が還付される。

●出国審査後の「払い戻しカウンター」にて相当額を現金で受け取る。

●相当額の小切手が日本へ郵送される。

●日本のクレジットカードの銀行口座に相当額が払い戻される。

※乗り継ぎ時間や混雑状況により免税手続きが間に合わない場合もあります

 

24 .入国審査は厳しいですか?

バルト3国はシェンゲン協定加盟国となりますので、経由地がEU加盟各国の場合、日本などから最初に入るEU加盟国で行われます。入国の際、旅程と滞在先、EU出国時の交通手段の確認(eチケットの提示)などを求められる場合があります。その後、EU加盟各国とバルト3国との間の入出国は、原則として入出国審査はありません。またバルト3国相互の移動も同様で、陸路移動の場合はパスポート検査などもありません。

通常の観光旅行では、EU加盟各国以外からの入国の際でも、税関申告はないケースがほとんどです。

 

【治安とトラブル】

25 .バルト三国の治安はどうでしょうか?

バルト3国はヨーロッパの各国の中でも比較的治安のよい地域として知られています。しかし、トラブルが全くないわけではありません。例えば人込みの中やバス・路面電車の車内など混雑しているところでは、すりや置き引きには十分注意しましょう。

 

26 .危険な地域はありますか?

「この地域が危険」ということはありません。人がとても多いところ(地下鉄や鉄道駅など)、とても少ないところ(裏通りなど)ではご注意ください。海外安全情報については、外務省の海外安全ホームページも必ずご参考ください。

 

27 .飛行機に乗る際に荷物を預けても大丈夫ですか?

預けた荷物が別の空港に行ってしまった・・・というトラブルはあり得ますが、経由地がロシアなどだから多い、といったことはありません。盗難がご心配な場合には、空港にある「ラップでバッグをぐるぐる巻きにする機械」のご利用をお勧めします。

 

28 .女性だけでバルト3国を旅しても大丈夫ですか?

女性だけでご旅行に行かれる方も多くいらっしゃいます。安全にご注意いただくことは他の国と同様です。

 

29 .現地で相談できる事務所などはありますか?

現地でトラブルが起きた場合は、現地手配を依頼されている方には、原則としてご出発前にご案内します現地手配旅行社にご連絡ください。

 

30 .夜、出歩いても大丈夫ですか?

基本的に、暗くなってからの外出はおすすめしません。人通りの比較的多いところを選び、注意して歩くようにしましょう。劇場からの帰りなどは特にご注意ください。

 

31 .旅行中に忘れ物をしてしまい日本に送ってほしい

原則として、忘れ物のお取り扱いはできかねます。状況により可能な場合もございますので、ご相談ください。(実費、手数料がかかります)

 

【旅行の準備】

32 .ビザは必要ですか?

現在、3国共に、観光等の目的による90日間以内の滞在についてビザは不要となっています。

 

33 .パスポートの有効期限がもうすぐ切れそうですが、大丈夫ですか?

3国共に、出国時3ヶ月以上の残存期間が必要です。出入国時に確認されますので、十分な残存期間を確保してください。

 

34 .航空券、滞在先など、すべてを自分で手配することは可能ですか?

航空券・ホテル等をご自身で手配し渡航することが、以前より比較的容易になってきました。ただし、言語の問題、ホテルサイトの表示やキャンセル料、出入国に際してのトラブルなどございますので、慎重に確認いただき、必要に応じて旅行会社での渡航手続きをおすすめします。

 

35 .現地についてから自分でホテルを探すことはできますか?

現地に到着後に宿泊先を決めることは可能です。ただし特に夏のバカンス期や年末年始、イベントの開催時期など、満室の場合や直前予約は意外に高額になる場合がありますので、事前のご予約をお勧めします。

 

36 .ユースホステルやドミトリーなど安く泊まれるところはあるのでしょうか?

アパートやドミトリータイプの安い宿泊先は増えています。ご自身で予約をする場合、設備や衛生上の懸念がないかの確認、また、滞在登録を行わない施設の場合は宿泊日数により法律上の問題となる可能性がありますので、ご確認をお勧めします。

 

37 .都市間移動のバスや鉄道の切符は個人で買うことはできますか?

ご自身で購入は可能ですが、やはり言葉の問題や希望のスケジュール、買い間違いなどのトラブルを避けるために旅行会社への手配をお勧めします。

 

38 .旅行保険には入った方がいいですか?

3国共に、入国条件として、治療・救援・死亡時に最低3万ユーロ(約400万円)を補償する保険への加入が義務付けられております。クレジットカード付帯保険でカバーできる場合もありますが、英文での契約内容を入手する必要もあります。

入国条件以外にも、海外での病気・けがは治療費や移送日が高額になる場合があります。必ずお客様ご自身で何らかの旅行保険にご加入ください。弊社ではAIG保険をお勧めしております。

 

39 .他の国からバルト3国に入ることはできますか?

ロシアやベラルーシなどの周辺国からの入国・出国も可能です。バルト3国はシェンゲン協定加盟国となりますので、EU加盟各国との間の入出国は、経由(トランジット)、滞在(ストップオーバー)いずれの場合も、原則として入出国審査はありません。

 

40 .空港からホテルまでの送迎手配は必要ですか?

各国公共交通機関での移動は難しい場合がありますので、特に初めての方には送迎手配をおすすめしております。白タク(無免許タクシー)のご利用はお避けください。

 

41 .通訳がいなくても旅行できますか?(英語が使えますか?)

大都市のホテルレセプションや空港では大抵英語が通じます。JICでは日本語ガイド手配も可能ですので、ご不安な方はスタッフにご相談ください。

 

【オプショナルツアー】

1 .オプショナルツアーはいつまでに申し込めばよいですか?
出発間際でも申し込めますか?

原則としてご出発の2週間前までにお申し込みください。2週間を切ってからのお申し込みの場合、手配できない場合がございます。また、ご出発間際のお申し込みはお受けできませんのでご注意ください。

 

2 .他社さんのツアーに申し込み済み。JICでオプショナルツアーだけを申し込むことはできますか?

もちろん可能です!ご希望のオプショナルツアーがございましたら、「申込方法」をご確認の上、お申し込みください。

 

3 .ホテルから空港への送迎途中にオプショナルツアーを組むことはできますか?

飛行機出発時刻の2時間前までに空港に到着できるよう、十分な時間が取れる場合に限り可能です。

オプショナルツアーの発着地は基本的にご宿泊先のホテルとなりますので、ツアー後に空港までお送りする場合は料金が高くなります。予めご了承くださいませ。

 

4 .劇場チケットのみの手配はできますか?
その場合、チケットの受け取りはどうすればよいですか?

劇場チケットや観戦チケット等、チケットのみの手配も可能です。
チケットは、Eチケットであればご出発前に最終渡航書類に同封、またはメールでお送りいたします。Eチケットでない場合は、ご宿泊先のホテルへお届け、または送迎係員・ガイドからの手渡しとなります(ご宿泊ホテルへお届けする場合はデリバリー料金が必要となります)。

 

5 .オプショナルツアーの開始時刻は何時になりますか?

午前910時開始(ホテルご出発)となる場合が多いです。郊外へ行くツアーの場合、より早い時間に設定されることもございます。開始時刻のご希望がある場合は現地旅行会社へリクエストさせていただきます。

6 .オプショナルツアーのページには載っていませんが、
専用車と日本語ガイドさん付きで行ってみたい場所があるのですが。

ご希望の場所により、オプショナルツアーとして手配できる場合とできない場合がございます。まずはご希望の場所をお聞かせください!現地旅行会社に手配の可否、料金を確認し、ご連絡させていただきます。

 

7 .ホテルではなく、ほかの場所でガイドさんと待ち合わせることはできますか?また、ホテル以外の場所で解散することはできますか?

ご希望の場所が、分かりやすい場所であれば可能な場合もございます。
「ツアー開始時刻になっても合流できない」「観光時間が不十分になる」「帰れない」という状況は避けたいため、著しく混雑する場所や、へんぴな場所、専用車が駐車できない場所での待ち合わせ、解散は不可能です。ホテル以外の場所をご希望の場合は、お問い合わせください。

 

8 .劇場チケットや観戦チケットの手配をお願いしたいのですが、
座席指定は可能ですか?

恐れ入りますが、基本的には細かな座席指定は承ることができません。大まかなエリアのリクエストでしたらお受けできる場合がございます。

 

9 .有名ではない、小さな劇場のチケット手配もできますか?

チケットが一般販売されていれば、どこの劇場のチケットでも手配可能です。