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留学前に知っておきたいこと

2026年2月18日


ロシア語留学の今
留学前に知っておきたいこと
                  小西 章子(JICロシア語留学チーム・リーダー)


JICロシア語留学チームの小西です。私のロシア留学経験 は、大学生の時に語学研修で1か月間イルクーツクへ行ったことと、卒業後モスクワに1年間留学したことです。もうかなり前のことなので、ロシアの現地事情は随分変わっていま すが、その後もJICでずっと留学に関わって何度もロシアに渡航しています。けれども、ここ5年間はコロナと戦争の影響で行くことができず、2018年に留学生と一緒にウラジオストクへ行ったのが一番最近のことになります。 本日、私は、①JICロシア語留学の紹介、②留学前に知っておきたいことQ&A、③来春のお勧めロシア語研修プラン、 以上の3点について報告したいと思います。

JIC ロシア語留学の紹介

私たちJICでは、1989年に開始して以来35年間ロシア語留学に取り組んできました。長期・短期合わせて延べ4000人以上の留学生をロシアおよびロシア語圏の国に送り出しています。今はコロナと戦争の影響で人数が減っていますが、コロナ前の2010 年から 2019年の感覚で言うと、毎年200人くらい、ロシア語留学研修のサポートをさせていただいております。私を含めて4名の担当者が留学希望者の相談に乗ったり、手配をしたりしていますが、ロシア現地でも3都市でスタッフが留学生のサポートとケアにあたっています。 私たちが取り扱っている留学プログラムは、(1)長期留学 (3ヵ月~1年)、(2)短期研修(1週間~3ヵ月)、(3)グループ研修、(4)その他、といろいろなバリエーションがあります。 長期留学は、基本は 10ヵ月間です。モスクワ大学、サンクトペテルブルグ大学、極東連邦大学など5つの大学で、春と秋の年2回、募集を行っています。10ヵ月の留学が基本になるのですが、就職活動とかいろいろな事情で10ヵ月よりも短くするとか、出発時期を早める(あるいは遅くする)とか、そういう要望にも対応しています。また、JICが提携している5つの大学以外でも、地方の大学など希望される留学先の受入条件の確認や留学手続代行のお手伝いしています。 短期研修は1週間から3ヵ月間。これは1人でも年中いつでも行くことができる語学研修です。短い期間であれば旅行感覚で気軽に出かけることができます。学生さんでも部活が忙しいとか、社会人であれば休みが最大1週間しか取れない とか、そういった方たちにも合うようにプランを組むことができます。夏休みや春休みを利用してもう少し長く、例えば 1 か月間集中的にロシア語トレーニングをするといったことも可能です。いろいろな要望に応じて、その人に合ったプランをアドバイスし、手配させていただいています。研修先は大学に限りません。国立大学から私設の語学学校まで、また グループレッスンから個人レッスンまで、いろいろな受入先と提携しています。 短期グループ研修は、いわゆる企画募集ツアーですね。あらかじめ日程を決めて、日本から一緒に出発して、現地でも、 宿泊はホテルだったりホームステイだったりしますが、一緒に学校に通って授業を受けるという形の研修旅行です。初めてロシアに行くので不安だという人や、ロシア語にまだちょっと自信がないといった人でも参加しやすいよう工夫して日程と内容を作っています。単に勉強だけでなく、観光の要素を入れたり、現地で日本語を学ぶロシア人学生と交流会を行ったりとか、旅行と留学の中間ぐらいの位置づけです。今年の夏はウラジオストクの極東連邦大学で16 日間のプランを組んで8名が参加しました。来年(25年)春はサンクトペテルブルグで9日間のプランを募集しています。 その他、主にロシア語を教えている大学や先生方からの依頼で、大学の研修旅行の手配をプログラム作りなども含めてお手伝いしたり、逆にロシアの大学が主催する研修プログラムを日本の学生さんに紹介したりといったこともやっていま す。

留学前に知っておきたいこと

これからが本題です。ロシア語留学の相談ではいろいろな 質問を受けるのですが、本日は最近特によく受ける質問を 5 つピックアップして、Q&Aの形でお話ししたいと思います。

質問1;ロシアの治安は大丈夫ですか?

緊急事態の ときはどうすればよいですか? 治安というより、ロシアの現在の状況ですね。一番気になっているのは、ウクライナ戦争でロシアの状況がどうなっているのかだと思います。「いまロシアに行って本当に大丈夫ですか?」、「 そもそもロシアに行くことができるんですか?」 という問い合わせが結構あります。 海外危険情報レベル3は出ているが… 皆さんご存知の通り、日本外務省はロシアに対して海外安全情報でレベル 3(=渡航中止勧告)を出しています。海外安全情報というのはレベル1から4までありまして、一番危 険度が高いレベル4は退避勧告です。レベル3はその次の段階で、これはもちろんウクライナ戦争の影響でこうなっているのですが、外務省の説明では、現在日本とロシアの間に直行便が飛んでいないこと(直行便は全部運休中になっていま す)、さらに日本で発行したクレジットカードがロシア国内では使えないなどロシア渡航にはすごく不便が多いということが、渡航中止勧告の主な理由とされています。 ただ、これはあくまでも勧告であって、ロシアへの渡航が法的に禁止されているわけではありません。また、ロシアの国境は通常通り開いていて、ロシア人でも外国人でも自由に出入国できます。ロシアの出入国にはビザが必要ですが、必要な書類さえ揃っていれば、ビザは以前と変わりなく在日ロシア大使館で発給されています。ロシア側の入国審査が特に厳しくなっているということもありません。 JIC としては、その人のロシア渡航を私たちが決めることはできません。「行ってはいけません」とも「行っても大丈夫です」とも言えませんが、ロシアに行きたいという人には、 客観的な現地の状況や危険性を伝え、渡航にあたって何に気をつけたらいいか、目的地や渡航期間に応じて情報を提供して、最終的な判断はご本人に委ねています。 万一に備えて、「旅レジ」の登録と在留届の提出それでもロシアに行くという人には、危険をできるだけ避けるために、また万一に備えて、いくつか重要なポイントをアドバイスさせていただいています。 まず、これはロシアに限ったことではないのですが、海外渡航の際には外務省の「旅レジ」に登録すること、長期留学で3ヵ月以上現地に滞在する場合は必ず在留届を現地の日本大使館・総領事館へ提出することです。「旅レジ」で現地の安全情報をメールで受け取ることができますし、在留届を出すことで緊急時の連絡や安否確認、必要な支援を現地大使館から受けることができます。ですから、これは必ず行ってくださいと皆さんにお伝えしています。在留届は、今はオンラインで提出することができます。ただ、長期留学の人には在留届をオンラインで出したとしても、一度は実際に日本大使館または総領事館に足を運ぶように勧めています。もし何かあったときにすぐに慌てずに駆け込めるように、場所や経路を確認するためにも一度は行っておいた方がいいと思います。 緊急時には現地日本大使館・総領事館へ起こってほしくはありませんが、もし緊急事態になったと きは、現地の日本大使館・総領事館、受入先の大学と相談し、 その指示に従って行動することになります。 また、モスクワとサンクトペテルブルグ、ウラジオストクには日本語で対応できるJICのスタッフ・連絡員がいます。 戦争や非常時にはもちろんですが、病気や事故などの日常的 なトラブルの際にも、留学生のサポートをしっかり行っています。 留学はロシア語を勉強するために行くわけで、遊びに行くわけではないので、現地で何か困ったことが起こった時は、ロシア語を使って自分自身で解決していくことが基本になり ます。それが一番勉強にもなりますし、ロシアで生活するということはそういう力を身に着けるためなのだと思うのです が、しかし、一人では簡単に解決できない問題にぶつかって 本当に困った時は、現地スタッフのサポートが心理的にも実際にも大きな支えになります。これがJICロシア語留学の最 大の強みの一つだと私たちは思っています。 JIC は現地スタッフとともに全力サポート最近私たちが関わったサポートで記憶に新しいのは、2020 年春の新型コロナ発生時に世界各国で国境が封鎖されたとき ですね。あの時、モスクワやペテルブルグに留学していた学生たちが沢山いたのです。その人たちの緊急帰国の支援を集中してやりました。国境封鎖とともに帰国の航空便が基本的に全てなくなって、日本の大使館・領事館から次にいつ臨時便が出るという情報が入ったら即座に席が埋まるというような状況でした。帰国を希望する留学生のために、情報が入ったらすぐに予約して席を確保するといった作業を現地スタッフと相談しながらやりました。帰国せずに留学を続けたい人には、オンラインレッスンの準備を手伝いました。あの時初めてオンライン会議やオンライン授業がメジャーになったというか一般的になったわけですが、それまで皆さんオンラインの経験は全然なかった。私たちも初めてでしたが、とにかく受入先大学と連絡を取り合ってオンライン授業のやり方を確認し、留学生たちに情報を流しました。あとは帰国する人たちの授業料の返金手続きなどでも現地のスタッフが活躍し ました。 海外旅行保険への加入も必須最後に、これは留学に限らず旅行でもそうですが、任意の海外旅行保険には必ず加入するよう強くお勧めしています。 これは戦争のあるなしに関係なく、現地で怪我をしたり病気になったり、盗難に遭ったりとか、そういった時に自分を守るためのものです。 JICでは長期留学に関しては、海外旅行保険への加入を必須条件にしています。私たちが紹介する保険でなくても構いません。家族や知合いが関係する保険会社や、大学生でしたら生協が取り扱っている保険会社もあります。どこの保険会社でもいいです。長期留学する場合には必ず保険に入ってください。

質問2;渡航に必要なロシア語レベルはありますか?

二つ目に多いのは、留学にあたってロシア語レベルはどれくらいあったらいいですかという質問です。 留学の目的や行き先によって必要なロシア語レベルにはばらつきがありますが、ここでは一般的な話をしたいと思います。基本的にどのレベルでも留学は可能基本的に私たちは、どのロシア語レベルの人でも長期・短 期の留学手配をすることができます。現地の大学や語学学校には、初心者から中級・上級者向けまで、さまざまなコースが用意されています。初心者でも最低限アルファベットの読み書きと挨拶ができるくらいは必要ですが、それ以上のレベ ルの習熟度は別に問いませんので、その人に合ったコースが紹介できると思っております。 ただし、初心者レベルの人については、受入教育機関によって初心者向けコースのスタート時期が決まっているので、その点は注意が必要です。長期留学の場合は、基本的には毎 年9月ないしは10月が初心者コースの開講月になります。 これはロシアでは 9 月が学校の年度始まりになるからです。 ロシア語力に不安のある人は9月の新学期に合わせて出発していただくのが一番だと思います。 短期の留学先であれば、学校によってまちまちですが、1 ヵ月に1回くらい初心者コースのスタート日が決められている場合が多いので、その日程に合わせて渡航スケジュールを組むことになります。 留学は現地で生活することでは、どんなレベルでもいいのであれば、初心者でも簡単 に留学できて大丈夫かと言えば、そうとも言い切れません。 授業は確実に初心者向けのコースが用意されているので、ロシア語の授業を受けるだけであれば誰でも困難なくできると思いますが、留学というのは学校で授業を受けるだけでなくて、やっぱりロシアで生活することとセットになるんですよ ね。ホームステイで滞在する場合にはホストファミリーとの コミュニケーションが必要になるし、学生寮に住むときは最初の入寮手続や寮生活の規則の確認からして分からないことが出てくる。全部理解するのは無理だとしても、ある程度ロシア語が分からないと厳しい。スタートで躓くことになってしまいます。まったくの初心者だと、スーパーで買い物すること一つとっても苦労すると思います。 留学前には少しでも多く勉強を! ですから、留学するのであれば、出発までの何ヵ月かだけでもロシア語の勉強をしっかりやって、少しでも習得してから渡航した方がいいと思います。現地に行ったら何とかなる と安易に考えて、ロシア語ゼロの状態で飛び込んで、本当に 何とかしてしまう人も中にはいらっしゃるんですが(笑)、普通はある程度ロシア語を勉強してきた人でも、最初のうちはロシアでの生活に慣れるのが大変です。ロシア語が全然聞き取れない、相手の言うことが一つも分からないというストレ スは結構大きなものです。 授業では、先生は教えるプロなので、ロシア語が分からない人にも分かるように丁寧に説明をしてくれます。けれども、 街の中で出会う人やお店の人とかはそんなこと関係ないです ね。みんなロシア語を喋れると思って普通に話しかけてくる。 ゆっくりと丁寧に話したりはしてくれません。そこで相手の言うことがわからなくてストレスを抱えることは、これは無くなることはないですが、少しでもストレスを下げておいた ほうがいいと思います。特に長期の場合には、行くと決めてから出発できるまで手続きにだいたい2ヵ月半から3ヵ月は必ず時間かかりますので、その間にできるだけ勉強していた だきたいなと思っています。

質問 3;ロシアではクレジットカードが使えないと 聞きました。お金はどのように持っていくのですか?留学費用はどのように支払うのですか?

ご存じの通り、ウクライナ戦争による経済制裁措置で、現在、日本からロシアへの銀行送金は、例外はあるのですが、 ほぼできません。また、VISAやMasterなど欧米資本のク レジットカードはロシア国内では使用できません。買い物は もちろん、キャッシング(現金の引き出し)もできません。 そこで、最近は特にお金にまつわる質問が多くなっています。 必要なお金は現金で持って行くしかない結論から言うと、留学中に必要なお金は、渡航する時に日本から現金で持っていくのが基本となります。ロシアの通貨はルーブルですが、ルーブルは日本では基本的に手に入りません。ドルまたはユーロを持っていって、現地でルーブルに両替することになります。日本円で持っていくこともできますけれども、都市によっては日本円からルーブルに両替できる所が限られているのと、また交換レートも悪いので、米ドルまたはユーロで現金を持って行くのが便利です。 留学中に使うお金というと、学生寮もしくはアパートなどの宿泊費、現地での生活費=食費とか交通費、余暇の遊びに使う費用など、そういう個人的費用ですね。留学費用のうち、 授業料はほとんどの大学・学校について出発前に日本で支払いが可能ですが、学校によっては送金できないところがある ので、その場合は授業料も留学生本人に持って行っていただくことになります。 特にモスクワやペテルブルグといった物価が高い都市に留学する人は、全部現金で持って行くとするとすごい金額になります。税関申告せずに日本から持ち出せる額は100万円、 ロシアに無申告で持ち込める額は1万ドルです。それを超えると税関申告が必要になります。また、経済制裁の一環とし て、ロシアに渡航する人には日本財務省が外貨(ロシアにと っての外貨)持ち出し金額の制限をかけているので、事前に出発空港の税関に相談して持ち出し額の許可をもらっておく必要があります。SBI 銀行モスクワで口座を開けば送金可能 ただ、一つ例外的な方法があります。モスクワにSBI銀行モスクワという銀行があります。これは日本のSBI銀行の系列会社ですが、このSBI銀行モスクワで口座を開設すると、そこに日本から送金をすることができます(24年12月現在)。 日本の家族から日本円で送金してもらい、現地で留学生がルーブルでお金を引き出すという形になりますが、これが現在皆さんに案内できる日本からロシアへ送金する唯一の方法です。SBI銀行モスクワに送金する際に日本の取扱銀行が限られているので、ちょっと手間がかかりますが、ともかく送金が可能です。 ロシアとともにベラルーシも経済制裁の対象になってはいますが、現地に住んでいる日本人や留学生からの情報によると、ベラルーシでは西側のクレジットカードが使えるとい うことです。ただ、これも状況はよく変わりますから、絶対 に使えるかというとそうも言い切れないところがあります。 現時点では、一応使えるという話を聞いています。 お金の保管は現地銀行の口座で~キャッシュレス対応にも便 利では、持って行った多額の現金をどうやって保管するか? 昔は(ソ連時代やソ連解体後のロシアの経済混乱期には)各自がスーツケース(旅行カバン)に入れて保管していました。 が、最近では別の便利な方法があります。 それは、SBI銀行モスクワでも、ロシアのどの銀行でもいいのですが、ロシア国内の銀行で口座を作って、そこに現金を入れて保管することです。ロシアで銀行口座を作るのはそんなに難しくありません。 ロシアは日本よりもずっとキャッシュレス決済が進んで います。ロシアの銀行に口座を作って、その銀行の専用カー ドを作るか、アプリをスマホでダウンロードしておくと、そ こからいろいろな支払いができます。スーパーで買い物する時も、地下鉄やバス、タクシーに乗る時も、全部カードかスマホで済む。現金を持ち歩かずにキャッシュレス決済をするのがロシアではすでに一般的になっています。 短期の場合だとわざわざロシアで銀行口座を開くのは面 倒かもしれませんが、長期留学の人は結構それで日本よりも便利だったという報告を帰国後にもらっています。

質問 4;ロシア以外の国でロシア語はどのくらい通じますか?

ロシア語を使っても危険はありませんか? ウクライナ戦争の影響でロシア渡航にはさまざまな困難が伴うため、最近はロシア以外のロシア語圏の国、中央アジアやコーカサス、バルト諸国に留学する人が増えています。これらの国では、ロシア語が話されているとはいえ、必ずしもロシアに対する国民感情が良い国ばかりではないので、ロシア語を使うことが良しとされているのか、怪訝な顔をされたりしないだろうかと心配したり、あるいはロシア語がどれく らい通じるのか疑問を持つ人がいらっしゃいます。 中央アジアではロシア語も公用語今ロシア以外の国でロシア語を学ぶ留学先で一番多いの は中央アジアの国々です。カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタンなどですね。これらの国ではロシア語も公用語として認められているので、現地で何も臆することなくロシア語を使うことができます。街の中の表示なども、その国の母国語とロシア語が併記されていることが多いので、ロシア語は普通に通じるし、使って全く問題ないと思います。 中央アジアの国の中では、カザフスタンがもっともロシア語の普及率が高いと言われています。私たちJICの派遣実績でもカザフスタンに一番たくさん長期留学生を送り出しています。ただ、これは私たちが「カザフスタンがお勧めです」 と言っているわけではないです。それぞれの国に独自の文化がありますので、留学される皆さんの興味関心と重要視されるポイント(生活環境、言語環境、留学費用などなど)に応じて、留学先を決めていただいたらいいと思います。 バルト諸国でもロシア語は使われている バルト三国では、ラトビアの首都リガに私たちが提携して いる語学学校があります。バルト三国はかつてソ連だった 国々です。ソ連時代の末期に一早く独立運動が活発になり、 ソ連解体の引き金ともなった国々なので、独立後はそれぞれ の母国語が公用語となり、ロシア語は徐々に使われなくなっ て、最近ではむしろ英語の方が若い人の間で使われるように なっているのですけれども、それでもロシア語をよく使って いる地域があります。中でもラトビアはロシア人が多く住ん でいる国なので、首都リガでもロシア語を使う事に嫌な思い をすることはないと聞いています。 ただ、バルトは物価が高くて長期で行くとかなりお金が飛んでしまうのでなかなか長期留学する人はいないのですが、 夏休みとか春休みに短期研修で行く人は結構いらっしゃいま す。行ってきた人に聞くと、「全然大丈夫でしたよ。街中でロシア語を話しても白い目で見られたりすることはありませんでした」ということです。現地の年配の人はまだまだロシア語を使う頻度が高いようです。ただ、若い人の中にはもうロシア語が分からない人もいると聞いております。

質問 5;ロシア渡航の際に便利なアプリはありますか?

最後に、役立つ情報として、ロシアで使えるアプリケーションをいくつか紹介します。これは実際にロシア留学に出発する前に、みなさんが絶対に聞いてくる情報で、知っていると便利なのですごく喜ばれます。後程、現地スタッフの報告でも紹介があると思います。 Вконтакт、Телеграм、Яндекс まずはコミュニケーションアプリです。日本だとLINEがよく使われていますが、ロシアではLINEは基本的に使えません。ロシアで一般的なコミュニケーションアプリは、 Вконтакт(フコンタクテ)とТелеграм(テレグラム)です。 Телеграм は送信時に書類や動画の質が落ちないと言われています。WhatsApp(ワッツアップ)は日本でも割と使われていますが、これもロシアで利用されています。 地図を見たり検索する時は、日本ではYahoo、Googleが一般的ですが、ロシアではそれに代わるアプリとして Яндекс (ヤンデックス)が一番よく使われています。地図を見て、 自分の位置を確認して、目的地までの経路を調べる。それにいろんな付属サービスがついていて、本当に Googleと同じように使えます。 あとは、先ほど話した銀行の口座と紐づけたアプリを入れたり、よく使うスーパーのポイントアプリを入れたりですね。 携帯電話のSIM カードも通信会社のアプリで残額を調べたり、チャージしたりできるので、実際に慣れると本当に便利だという声を最近の留学生の皆さんから聞いています。 以上、ここ1~2年間の留学相談でよく受ける質問を5点に絞ってお話しました。




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