他の記事を探す
ロシア国立チャイコフスキー記念ペルミ・バレエ 『ファデッタ(二幕四場のバレエ)』 2009年11月20日
2009年11月20日
音楽:L・ドリーブ
脚本:L・ラブロフスキー、V・ソロビヨフ(J・サンドの小説「愛の妖精-Le Petite Fadetta」をもとに)
振付・演出:N・ボヤルチコフ(1936年のラブロフスキー版を部分的に使用)
美術:V・オークネフ
出演
アンドレ:I・ミハリョフ
マドロン:N・マキナ
レネ:G・スタリコフ
ファデッタ:I・ビラシュ
この作品は、前日の11月19日がペルミでの初公開でした。冗談好きで謙虚な振付家のボヤルチコフいわく「僕は何もしてないよ」とのことですが、実際に出来上がった作品のうちラブロフスキーの振付は二曲にとどまっています。第二ヒロイン・マドロンのヴァリエー...
マリインスキー劇場 『ジゼル』 2009年11月19日
2009年11月19日
作曲:A・アダン リブレット:J・サン=ジョルジュ、T・ゴーチエ、J・コラッリ
振付:J・コラッリ、J・ペロー、M・プティパ
指揮:M・シンケーヴィチ
ジゼル:E・オブラスツォーワ
アルブレヒト:L・サラファーノフ
ハンス(ヒラリオン):Y・スメカーロフ
ミルタ:T・トカチェンコ
モンナ(ウィリ): Y・カセンコワ ジュリマ(ウィリ):E・エフセーエワ
パ・ドゥ・ドゥ(一幕):E・エフセーエワ、R・ボボブニコフ
本当によくできたバレエで何回見ても飽きることがないなぁと再確認でした。短い(休憩入れて二時間十分)ながらドラマチズムがぎゅっと凝縮されていて、無駄な部分もな...
マリインスキー劇場 『バレエソリストたちのガラ・コンサート』 2009年11月17日
2009年11月17日
指揮-ミハイル・アグレスト
今回のガラ・コンサートもバラエティに富んだ内容で、マリインスキー劇場のレパートリーの充実を証明する舞台になりました。最近復活公演があったばかりのスコットランド・シンフォニーを始め、パ・ド・カトルや海賊などのクラシック、ソ連時代の作品に、ラトマンスキーのシンデレラなど現代のものまで時代的に幅広い作品選択です。
<第一部>
スコットランド・シンフォニー
音楽:F・メンデルスゾーン 振付:J・バランシン
出演:A・マトビエンコ、A・セルゲーエフ、V・マルティニュク、他
ロパートキナが出演した復活公演初日(10月30日)よりも作品の良さが発揮されたかもしれませ...
サンクトペテルブルク水道局 2009年10月16日
2009年10月16日
なぜ?と思われるかもしれませんが、今とても人気のスポットです。元は給水塔と貯水槽だった建物が修理されて、外は赤褐色のレンガでレトロにいい雰囲気で、中は最新の技術を使って、おもしろい展示企画を打ち出しています。
貯水塔コースや貯水槽コース、子供向けコースなどいくつかあるようなのですが、私は貯水槽コースに参加しました。両脇を水が流れる階段をくだっていくと、いくつも柱が立つ地下室に出ました。昔は天井まで水をたたえていたそうです。かなり広い空間のところどころに船や跳ね橋の模型、本物のいかりなどが展示され、巨大スクリーン(おそらく4×5メートルくらい)3つを含むたくさんのスクリーンが...
サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ 創立40周年記念公演 『スパルタクス』 アレクサンスキー劇場 2009年9月29日
2009年9月29日
音楽:ハチャトゥリヤン 振付:ヤコブソン 編集:ペトゥホフ
舞台装飾:パストゥフ 衣装:ソロヴィヨフ 照明:ダラガン
<配役>
スパルタクス:スメカロフ フリギヤ:リュバムードロワ エギナ:イグナーチエワ クラッスス:ガリチャニン
エトルリアの踊り:ヤクシャノワ、アニシモフ、ドローヒン カディスの女たち:パディモワ(ソロ)
ヤコブソンの「スパルタクス」は1956年のキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)で初演されました(全三幕)。キーロフ劇場の大きな舞台に再現された壮大なローマの風景と、次々に舞台にあふれる多くの民衆が、圧倒的な力を持って観客に迫るよ...