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2008・6・28 「アニュータ」全二幕  モスクワ・ボリショイ劇場

2008年6月28日

アニュータ…スヴェトラーナ・ルンキナ モデスト・アレクセーヴィッチ(アニュータの夫)…ゲンナージー・ヤーニン アルトィノフ(舞踏会でのアニュータの相手役、大地主)…ヴィターリー・ビクチミロフ)(初) ~まえがき~ この演目はアントン・チェーホフの短編「すねかじりのアンナ」を基に作られています。原作タイトルは「Анна на шее」(アンナ・ナ・シェ―)で、直訳をすると“首に下がるアンナ”という意味になります。この言い回しはことわざとして使われる事が多く、意味は邦訳タイトルの通り“すねかじり”。実は...

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2008・6・16   「岩田守弘バレエの夕べ ~ボリショイ劇場のスターたちとの共演~」 モスクワ・ノーヴァヤ・オペラ劇場

2008年6月16日

出演… 岩田守弘 / ナヂェージュダ・グラチョーワ / マリヤ・アレクサンドロワ / ニーナ・カプツォーワ / ヴャチスラフ・ロパーチン / ネリー・コバヒゼ / デニス・サーヴィン / クセーニヤ・プチェールキナ/ セルゲイ・ドレンスキー / アナスタシヤ・スタシュケーヴィッチ / アレクセイ・マトラホフ / ローラ・カチェトコーワ / アルチョム・アフチャレンコ / オリガ・イワタ / イーゴル・シャルコフ  ボリショイ劇場で活躍中の岩田守弘さんのリサイタル・コンサートが行われました。第一部がクラシック・バレエ、創作バレエの小品集、第二部が全一幕バレエ《魂》という二部構...

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2008・6・13 「バヤデルカ」  モスクワ・ボリショイ劇場

2008年6月13日

ニキヤ…ナヂェージュダ・グラチョーワ ソロル…ニコライ・ツィスカリーゼ ガムザッティ…マリヤ・アレクサンドロワ   グラチョーワは今シーズンだけでも、もう3回以上はこのニキヤを踊っているでしょう。しかし、彼女のニキヤは何度見ても素晴らしい、と言わずにはいられません。この日も全幕を通して本当に素晴らしかったです。   特に2幕の結婚式の場面での踊りは哀愁漂う艶っぽい踊りが、切なく、息をのむほど美しかったです。ニキヤが走り出て、一歩足を前に出しただけで空気が変わりました。ニキヤが踊っている間だけ、違う空間にいる錯覚すら覚えました。花籠を上に掲げて...

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2008・6・9 「明るい小川」  モスクワ・ボリショイ劇場

2008年6月9日

ジーナ…アナスタシヤ・ガリャーチェワ ピョートル…アンドレイ・メルクーリエフ バレリーナ…ナターリヤ・オシポワ バレエダンサー…ヤン・ゴドフスキー 【あらすじ】(“バレエ辞典”のページより ソ連時代の集団農場コルホーズが舞台で、主役はそこで農業を学ぶピョ-トルと、その妻ジーナ。ジーナはかつてバレエを学んでおり、収穫祭のためにモスクワからやってきたダンサー、かつての同窓生と再会する。しかし夫ピョートルがそのダンサーに惹かれているので、複雑な気分だ。 彼女を励ますために、ダンサーとそのパートナーはある計画を...

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2008・6・6 「白鳥の湖」(全3幕)  ロシア・インペリアル・バレエ団公演(芸術監督:ゲジミナス・タランダ) inモスクワ・ノーヴァヤ・オペラ劇場

2008年6月6日

オデット/オディール…ヤロスラーヴァ・アラプターノワ(ペルミ劇場ソリスト) 王子…ナリマン・ベクジャーノフ 悪の天才…アレクサンドル・ヴォルコフ(ペルミ劇場ソリスト) 初めてこの劇団の公演を観ました。“演劇”とも言えるような演技の濃い劇団で、普段バレエの王道を行くボリショイ劇場を観なれている者としては新鮮でした。物語の最後がハッピー・エンドのバージョン。基本的に大筋は白鳥の湖の台本を辿っているのですが、所々個性的な演出があって中々ユニークで楽しめました。   この劇団は総勢何名なのかわからないのですが、最多で1人3役をこ...

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