「シュラレー」のリハーサルを見学させていただきました。13日に予定されている公演で主役を踊る予定の2人によるリハーサルでした。女性がアレクサンドラ・スロジェーエワ、男性がアルチョム・ベーロフ、どちらもプリンシパル・ダンサーですが、女性の方はまだ若手で、13日がこの役デビューだそうで、細かい振り、演技・表情を指導してもらっていました。途中からしか見ていませんが、約40分の間に、一幕のパ・ド・ドゥと終盤のパ・ド・ドゥ、をレッスンしつつ、スロジェーエワの休憩中にベーロフが2幕の祝祭の場で披露するソロをおさらい、という感じです。
 実際このバレエ団のダンサーを観るのは初めてだったので、ドキドキだったのですが、まずビジュアル的にお2人ともキレイで一安心しました(笑)踊りを見てからは、実はこのリハーサルの時点では、スロジェーエワがプリンシパルにしては少し物足りないかな?と思っていたのですが、13日の公演では良くなっていたので、これからも伸びそうです。
 ベーロフは日本人が見ても上手の部類に入ると思います。元々自分が気づくとついつい女性だけ見てしまう癖があるので、サポート中心のパ・ド・ドゥを見ていた時は、筋力あるなあ〜くらいの印象だったのですが(それでも減点なくサポートできる人はそれだけで上手です)、ソロを見てレベルの高さに意表をつかれました。
 男性的なパワフルさがあるダンサーですが、このむささが近年は貴重です(笑) 回転も跳躍もサポートもバランスよく上手で、難しいことをやってもキメがふらつかないダンサーというのはペテルブルクでもなかなかお目にかかれません。
 
リハーサル全体を通して温かい雰囲気で、居心地が良かったです。教師とダンサーというよりも、先輩が後輩に自分の経験を伝える、という感じでした。ツアーが多いのですれているのかな?というここに来るまでの偏見も吹き飛んでしまいました。
終盤のパ・ト・ドゥより。

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